背中

夕焼けが隠れるくらい
大きな背中だった

いつの間にか
小さくなった背中を洗う

死ぬってどういうことか
わからずに逃げてしまった

あんなに大事にされたのに
目を背けるしかできなかった

笑って別れよう
そう決めたのは

婆ちゃんの背中も
小さくなっていたからだ

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なんででしょうね
最近爺ちゃんを思い出します。
墓参りでも行くかな