地団駄

いつまで
地団駄踏んでりゃいいんだと
嘆き節の足裏に
言ってやるのさ

飛ぶまでだよ


どこまで
飛べばいいんだと
腐りかけの脳みそに
言ってやるのさ

掴むまでだよ


どうやったら
掴めるんだと
くすんだ瞳に
言ってやるのさ

生きるんだよ


なぜ
生きるんだと
濁った血液に
言ってやるのさ

飛びたいからさ

飛んで掴んで生きてゆく
その先はなんて
野暮なことは聞きなさんな

おもいきり
ぶん投げる

そしてまた
地団駄踏むのさ